この記事では、短縮URLサービスがどのような仕組みで動いているのかについて解説します。
短縮URLの仕組みは?
URL短縮サービスは、長いURLを保存→短縮URLを生成→アクセスがあると転送するという大きく3つのステップで動作しています。
- ユーザーが送信した長いURLをデータベースに保存して、それに紐づく短縮URLを生成する
- 短縮URLにアクセスすると、データベースから元の長いURLを探して転送処理(リダイレクト)を行う
サービスによって詳細な仕組みは異なりますが、基本的には同じ仕組みで動いています。
図にすると以下のようなイメージです。

この基本構造に加えて、短縮URLの文字配列の選択やクリック数の計測など、サービスによって追加の機能がついています。
URL短縮サービスの仕組みまとめ
- 短縮したいURLが送信される:ユーザーが入力した長いURLをサービスが受け取り、形式が正しいかどうかをチェックをします。
- 短縮コードが生成される:ランダム文字列や連番などで、他と重複しない短いコードを作成します。これが短縮URLのID(/xxxxなどの部分)になる部分です。
- 元URLと短縮コードが保存される:「このコード=このURL」という対応関係をデータベースに登録します。短縮URLの基盤となる仕組みです。
- 短縮URLが返される:サービスのドメインに短縮コードを付けた形で、新しいURL(短縮URL)が発行されます。ユーザーはこれをリンクとして使用します。
- 短縮URLにアクセスされる:アクセス時に短縮コードを読み取り、データベースから元URLを検索し、元のページへ転送処理(リダイレクト)をします。
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